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『忘却バッテリー』TVアニメ第1期振り返り上映会
第1回オフィシャルレポート公開!

「少年ジャンプ+」で連載中のみかわ絵子先生による同名漫画を原作とし、2024年4月の放送後も根強い人気を誇るTVアニメ『忘却バッテリー』。中学球界最強のバッテリー・清峰葉流火と要 圭のふたりを軸に、記憶を失った圭を、葉流火が野球無名校で再びバッテリーとして誘い出すところから始まる、笑いと熱さが共存した高校野球ストーリーです。

2027年にTVアニメ第2期の放送を控える本作。現在、TVアニメ第1期振り返り上映会リレーと題して、劇場での本編上映とキャストによるトークがセットになったイベントを展開中です。

2026年7月19日開催回では、第1話~第3話の上映後、清峰葉流火 役の増田俊樹さん、山田太郎 役の梶 裕貴さんが第1期を振り返りつつ、第2期への期待を語りました。今回、イベントのレポートをお届けします。

日本の夏を感じるアニメーション

第1話から第3話までの上映を終えると、ファンの温かい拍手に迎えられてふたりが登場。改めて物語を振り返った感想を問われた増田さんは「僕らが思っていた以上に、アニメーションの力強さというものをひしひしと感じたフィルムだったなっていうのを思い出しました」と熱弁。「監督が多角的に作品の要素を引き出していて。日本の夏を感じる湿度とか、うだるような暑さとか……でもそこにある情熱、青春らしさみたいなものが、多分、音を消していても伝わるんじゃないかなっていうアニメーションでした」と、圧倒的なクオリティに感銘を受けたことを明かしました。

梶さんも「増田君が言った通りで、音と絵と全ての力が合わさって『忘却バッテリー』っていうアニメができている」と深く共感。「冒頭、でっかい入道雲を背に清峰がボールを投げるところから始まるじゃないですか。それが(僕らのキャラにとって)“絶望の幕開け”なんですけど(笑)」と前置きしつつ、「最初から全てが上手くいく人生の人ってなかなかいないじゃないですか。絶望とか挫折から始まっているお話なので、そこにぐっときて応援したくなる作品なのかなって思いました」と物語の求心力について語りました。

また、印象に残っているシーンについて梶さんは「スーパーサイヤ人になるじゃないですか(笑)。よく許可が下りたなというか、本当に『ドラゴンボール』の作画でやってくれたのが嬉しかったですし、やっぱり宮野さんの『バ、バ、バ、ババ、ババババ、ババァーーーーーーーーーーーー!!!!』がたまらなかったですね」と、要 圭 役・宮野真守さんの全力のギャグシーンを絶賛し、会場の笑いを誘いました。

当時のアフレコ現場での思い出を問われたふたり。増田さんは、第1期アフレコの序盤に音響監督から「何十年もやってきた現場のように、肩肘張らず砕けた感じで始めていけたらいいな」と声をかけられたというエピソードを話すと、「先輩たちも若手も、無理に現場を作るんじゃなくて、自分たちなりにできるスタイルでやれたのかな」と、自然体で臨めた居心地の良い現場の空気を振り返りました。

一方の梶さんは「宮野さんと一緒の現場になると、(ギャグ的な)セリフを言った後に、毎回必ずと言っていいほど僕の方を振り返るんです」と暴露。「僕のリアクションを確認してくるんですよ。どんなに離れていてもあの長い足を駆使して(笑)」と、宮野さんとの和やかなやり取りを明かしました。

宮野真守さんからのサプライズ質問!次回へのバトンは「声優界での打順」

イベント後半では、各回のゲストが次のゲストへ質問を繋ぐ「リレー質問」のコーナーへ。今回はリレー最終回に登壇予定の宮野さんから、ふたりへの質問がサプライズでスクリーンに映し出されました。

増田さんへの質問は「要 圭のいちばん好きなところはどこですか?」。熟考した増田さんは「嫌いなところがないんですよ」と答えつつ、「要 圭であり続けていることが好きなところというか。要 圭が要 圭であることから逃げた時に少し嫌いな部分が出てしまうのかなとか。なので“いちばん好き”なところと聞かれてしまうとね……(笑)」と、深いキャラクター愛ゆえの悩ましい胸中を明かしました。

続く梶さんへの質問は「宮野真守のいちばん好きなところはどこですか?」。この質問に苦笑いの梶さんでしたが、「宮野真守が宮野真守であれば……(笑)。何かとかじゃなくて、本能が欲しているんですよね。『今日はなんでいないのかな』っていう、これが答えなのかなって」と答え、その深い関係性を覗かせました。

そして、次回の登壇者である島﨑信長さん、石井マークさん、河西健吾さんへのリレー質問を考える場面も。増田さんが「自分の声優界におけるポジションを野球で例えた時に、1番から9番までの打席とポジションはどんな感じですか?」と提案。野球にちなんだ質問ということで梶さんも大賛成し、見事なバトンをつなぎました。

イベントの最後には、会場に集まったファンへ向けて力強いメッセージが送られました。

梶さんは「テレビ放送を見た時から、劇場版作品くらいの完成度・仕上がりだなっていうのをすごく感じていて。今回、絵はもちろん、音をこの場所(映画館)で感じられたというのは、皆さんがすごく羨ましいです」と改めて作品クオリティを称賛。第2期に向けて「アフレコは現在まさに進行中です。僕らのやる気と気合いは十分ですが…キャラクターたちにとっては当然、第1期からの延長線上の日々なので、その積み重ねてきたものを大切に、今後も演じていきたいと思います」と笑顔で締めくくりました。

増田さんは「一夏にかけた、もう取り返せないであろう、その瞬間でしか生まれない青春というものを、第2期も皆さんと一緒に共有できるんじゃないかなと」とコメント。そんな青春真っ只中のキャラクターたちの姿に言及すると、「(キャラクターたちが)背中を熱で押してくれるような作品だと僕は思っています。面白いシーンや情けないシーンがあったりするんだけれども、そういったところから目を背けないというのが人生でもあり、これからも描いていければと思っています。ここから先、第1期よりも立ち向かわなきゃいけない壁がもっともっと増えてくると思うんですけど、きっと彼らが挑戦し、乗り越えていく姿が見られると思います。是非とも来年の夏も、彼らの応援をよろしくお願いします」と熱く呼びかけ、盛大な拍手に見送られながらステージを後にしました。
[取材・撮影 MoA]

本イベントのトークパートはKADOKAWA Anime Channelにてアーカイブ配信中!
https://www.youtube.com/watch?v=a13ggci5DHo

島﨑信長(千早瞬平 役)、石井マーク(巻田広伸 役)、河西健吾(桐島秋斗 役)が登壇する第2回は8月9日(日)に開催予定!お楽しみに。

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