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AnimeJapan2024『忘却バッテリー』放送直前!
スペシャルステージのレポートを公開!

2024年4月9日(火)より放送開始となる春アニメ『忘却バッテリー』のスペシャルステージが、3月23日、「AnimeJapan 2024」のREDステージで行われました。

出演は清峰葉流火役を演じる増田俊樹さん、藤堂 葵役の阿座上洋平さん、千早瞬平役の島﨑信長さん、山田太郎役の梶 裕貴さんの4人。さらに要役の宮野真守さんというトークの“要”もビデオメッセージで参加。

主題歌アーティストのMrs. GREEN APPLE、マカロニえんぴつからのビデオメッセージ、原作のみかわ絵子先生のお手紙まで届いた盛りだくさんのイベントの模様をレポートとしてお届けします。

作品とトークの“要”を欠いた増田さん、阿座上さん、島﨑さん、梶さんの奮闘はいかに!?

本作のPVがスクリーンに映し出された後、MCの大橋隆昌さんが登場。そして、「ライラック」の曲にのって、清峰葉流火役を演じる増田俊樹さん、藤堂 葵役の阿座上洋平さん、千早瞬平役の島﨑信長さん、山田太郎役の梶 裕貴さんの4人がステージに。

まず今回のステージに立った感想を尋ねられた増田さんは「こんなに大きなステージに放送前から立たせていただけるということは、それだけ期待していただいているんだなと」。梶さんは本番直前に阿座上さんがバタついていたことを明かし、「宮野さんがいたら怒られるよ」と言いつつ、「絶対的な存在感がある宮野真守がいなくて。どうなるのかな?」と心配そう。

また、大橋さんから「どなたかが宮野さんの役割を?」と振られると、慌てだすキャスト陣。挙句に大橋さんも交えて、5人で擦り付け合い。笑いの中にも不安な雰囲気が漂います。

話題はそのまま3月10日に行われた先行上映会へ。当日は第2話まで上映されましたが、増田さんいわく皆さんの反応も上々とのこと。「この中で先行上映会に参加された方は?」と問いかけるとたくさんの手が挙がりました。

その後に行われた、今回のキャスト+宮野さんを加えたトークショーについては、「大変でした。いろいろなことが起こりました」と苦笑いする梶さん。

阿座上さんも「大やけどしました。今日はやけどしたくないです」。宮野さんの“パイ毛(記憶喪失になった要のギャグ)”無双ともいえる暴れっぷりは各媒体にもレポートされ、記憶に新しいところ。
  • 先行上映会のキャストトークは4月9日23:59までアーカイブ配信中

キャスト自身が演じるキャラクターをひと言で紹介。梶さんが書いた山田の紹介に会場はざわざわ!?

次は、各キャストが演じるキャラクターの紹介と、キャスト自身がキャラクターをひと言で表すコーナー。

まず増田さんが演じる清峰について書いたフリップを見ると「要 圭」の文字に、キャスト陣も「なぜ?」と問いかけます。それでも増田さんは「清峰が野球を続けてこられた理由であり、要が記憶を失くしてもいるからで、これ以外に言葉が浮かびませんでした」。その言葉に梶さんはうなずきながら「アフレコが進めば進むほど、まさにそうだなと」。

阿座上さんが藤堂をひと言で表すと「不良になり切れないオカン」。その理由は「かわいくて、面倒見のいいヤツ」だから。それを聞いた島﨑さんから「意外とノリがいいよね。乗ってくれるし、拾ってくれるし。収録が進むと藤堂と要のアドリブが増えるじゃん」と言われ、「毎回ボロボロにされてます(笑)」。ちなみにここまでの勝敗は4敗1分とのことです。

島﨑さんによる千早のひと言紹介は「クセ強めのスルメ」。「噛めば噛むほど柔らかくなり、味も出てきて、段々好きになっていく」そう。

梶さんがフリップに書いた山田の紹介は「(M)」で、ステージ上も会場もざわざわ。その反応を見て梶さんは「性癖でもサイズでもないです(笑)。台本に書かれた記号の「(M)」で、モノローグ(ひとり語り)の意味です。山田くんはセリフの7割くらいがモノローグなので」と補足。

梶さんから、宮野さんとはよく、「山田のモノローグがなくなったらどうなるだろうね」と話していると明かされます。それを聞いた増田さんは、「一度試してほしい」と梶さんに提案。梶さんも「誰も要に突っ込まない地獄の空気を皆さんに味わってみてほしい」と、増田さんの意見に賛同。そして大橋さんから「(モノローグの「(M)」は)宮野真守のMでもあると」にも「そうです!(梶)」と乗っかりました。

宮野さんからのビデオメッセージはまじめからのムチャ振り!?

最後に要のキャラクター紹介をすることになり、宮野さんからのビデオメッセージが流れます。増田さん、島﨑さん、梶さんは「何か嫌な予感がする」とコメントし、「さすが先輩、経験値が違う」と感心する阿座上さん。

「要はひと言で言うと『要』だと思います。キャッチャーはバッテリーとチームを支える役割であり、記憶を失くしてしまってもポジティブでいるところが作品の魅力やエネルギーになっているのではないかなと思いました。コミカルなシーンもありますが、僕が要をちゃんと演じられれば魅力的な作品の一因を担えるのではないかという想いで参加しています」とまじめに話した宮野さん……でしたが、「ここでキャストのみんなにメッセージを」と振りが。「終わったと思ったのに」と4人は一気に暗い表情に。

その予感通りに一発芸を披露のムチャぶりが。「やっぱりね」の声が上がる中、大橋さんから時間の都合で全員から代表して一人だけと言われ、増田さんは4人の中で一番後輩の阿座上さんを指名。梶さんも「阿座上くんも笑いの天才」、島﨑さんは「今日、関係者パスと駐車証を忘れたんでしょ」と暴露。仕方ないと立ち上がって阿座上さんがやった一発芸は、あの有名作品の「シータを追い詰めたムスカ」。3人と会場は絶妙な空気に(笑)。

お客さんの前で初めて演じたオリジナル朗読劇は、清峰たちが「AnimeJapan」の会場に!?

ステージにスタンドマイクが用意されて、オリジナル朗読劇のコーナーに。『忘却バッテリー』のキャラクターをお客さんの前で、生で演じるのは初めてとのこと。

「AnimeJapan 2024」を訪れた清峰、要、藤堂、千早、山田の5人。しかし、要がすぐに迷子になり、探しがてらに4人で会場をまわることに。KADOKAWAのブースに立ち寄ると、阿座上さんは自身が次の日にステージ出演する作品をぼんやりと匂わし、「この作品は『忘却バッテリー』だよ」と山田がツッコミ。清峰は『忘却バッテリー』の展示を見つけ、会場のお客さんに「展示、見ろ」と呼びかけました。会場をすっかり満喫した4人に、要から電話が入り、合流しに行ったのでした。

また、オープニング・テーマ「ライラック」を歌うMrs. GREEN APPLEと、エンディング・テーマ「忘レナ唄」を歌うマカロニえんぴつからもビデオメッセージが。続いて、放送直前ビジュアルの公開、4月16日から始まるアニメイト池袋本店のPOP UP SHOPのお知らせがあり、最後には 『忘却バッテリー』の原作者である、みかわ絵子先生からの手紙を紹介。

「この漫画には開始数ページで1話切りならぬ「パイ毛切り」という現象が起こります。
パイ毛を見ることで8割の読者が脱落しますが、残った2割の方々の愛が深く、この度めでたくアニメ化することが出来ました。ありがとうございます!
アニメでは今を時めくMAPPAさん、Mrs. GREEN APPLEさん、マカロニえんぴつさん、そして豪華な声優陣を揃えに揃え、最強の布陣でパイ毛切り阻止を図ります。面白さは保証しますので、是非最終話まで御覧頂ければ幸いです。」と大橋さんが読み上げると、梶さんは「僕らはパイ毛大好きですけどね。(1話切りで去っていった)8割をアニメで取り返しましょう!」と声高々に宣言。

収録が進むたびにますます好きになっていく作品

楽しいイベントはあっという間にエンディングとなり、4人からメッセージ。
【梶さん】 アフレコは順調に進んでおります。ドラマが進めば進むほど、この作品がどんどん好きになっていくなと毎週感じています。マンガを読むとギャグ要素が強く印象に残りがちですが、しっかり野球を描いていますし、野球を詳しく知らない方にも、野球の記憶を失った要がいるので、丁寧に説明しています。構えることなく見てくれたら嬉しいです。
【島﨑さん】 要 圭と宮野真守さんがいないとモノ足りない体になってしまいました(笑)。そして皆さんもパイ毛なしではダメな体になりますよ。無理リンモンローもすごいし(笑)。めちゃめちゃ笑えるし、めちゃめちゃ見やすいし、おもしろいけど人間のエグいところもきちんと描いていて、あらゆる方面で楽しめる作品です。アニメを楽しんでください
【阿座上さん】 皆さん、ありがとうございました。そして申し訳ありませんでした(笑)。パスを忘れた時、自分をどう証明しようか悩みましたが、次にまたこういうことがあったら自信を持ってこう答えます。『俺が藤堂葵様だ!覚えておけ!この野郎!』
増田さんは「この作品にムスカ大佐は出てきません」と言ったところで、時間切れで締めくくると、「胸の内もっと話したかったな」と名残惜しそう。増田さんが伝えたかった『忘却バッテリー』の魅力は、アニメを見てご想像ください。

先行上映会に続き、今回もキャスト陣のチームワークの良さが垣間見えたステージに。そして、清峰たち球児たちの熱い球春の訪れまで、あと少し。キャスト、スタッフが一丸となった全力投球をぜひ受け止めてください。
  • 当日の模様はアーカイブ配信中!

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