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TVアニメ『忘却バッテリー』先行上映会レポートを公開!

キャスト渾身の「パイ毛」を“特別大公開”! 春アニメ『忘却バッテリー』先行上映会で増田俊樹さん、宮野真守さん、阿座上洋平さん、島﨑信長さん、梶 裕貴さんが大暴れ!?
2024年4月から放送が始まるアニメ『忘却バッテリー』(原作:みかわ絵子さん)のキャストトークショー付き先行上映会が、2024年3月10日(日)に東京・丸の内ピカデリーにて開催!

第1話・第2話の先行上映後のトークショーには、清峰葉流 火役を演じる増田俊樹さん、要 圭 役の宮野真守さん、藤堂 葵 役の阿座上洋平さん、千早瞬平 役の島﨑信長さん、山田太郎 役の梶 裕貴さんが出演。

豪華声優が一堂に会したイベントは爆笑の連続! 第2話までのお気に入りシーンの紹介やゲームコーナー、Mrs. GREEN APPLEの歌うオープニング・テーマ「ライラック」と、マカロニえんぴつが歌うエンディング・テーマ「忘レナ唄」を使った最新PV初披露など、楽しさ盛りだくさんとなった先行上映会の模様をお届けします。

アニメ『忘却バッテリー』の第1話と第2話の先行上映では、野球シーンのリアルさと、息をのむシリアスシーンとコミカルな爆笑シーンでお客さんをトリコに

まずはTVアニメ『忘却バッテリー』の第1話と第2話の上映からスタート。本作の物語の主軸を担うのは中学野球界でNo.1の呼び声高い、剛腕投手の清峰葉流火と智将と呼ばれた頭脳派捕手の要 圭の名バッテリー。冒頭、これまで数々の選手たちの心を折ってきた描写が描かれますが、ふたりはなぜか野球部のない都立小手指高校に進学。その理由は要が記憶喪失になってしまったことにありました。


記憶喪失になった要は冒頭のクールな表情から一変、突拍子もないギャグを連発する残念な男子高校生に。演じる宮野真守さんのコミカルなお芝居と、戸惑いながらセリフやモノローグで突っ込む山田 役の梶 裕貴さんが生み出すギャグパートは爆笑の連続。そこにクールな清峰 役を演じる増田俊樹さんが加わった3人のバランスが良く、ギャグシーンとコミカルシーンの落差もおもしろい。

第2話では強豪の有名選手で、清峰・要バッテリーに敗れた藤堂 葵(CV.阿座上洋平)と千早瞬平(CV.島﨑信長)が小手指高校の野球グラウンドに姿を現し……。果たして小手指高校に集った野球少年たちは再びプレイすることがあるのか気になりつつ、今後が楽しみになりました。

宮野さんの言動に爆笑&増田さんも同調する名バッテリーぶりも!?

上映会後には清峰葉流火 役の増田俊樹さん、要 圭 役の宮野真守さん、藤堂 葵 役の阿座上洋平さん、千早瞬平 役の島﨑信長さん、山田太郎 役の梶 裕貴さんによるキャストトークショーが開催。

早速、事前アンケートによるキャスト陣の第2話までのお気に入りシーンについてトーク。阿座上さんが選んだのは「要が、千早と藤堂に一緒に野球をやろうよと声をかけたシーン」。群像劇らしく、その場にいた5人の想いが交差していることが後からわかるため、選んだそう。一同、宮野さんのお芝居を絶賛すると、宮野さんから何点なのか尋ねられた増田さんは「1億万点」と答えました。

そんな宮野さんが選んだのは「小手指高校で初めて要と山田が出会ったシーン」。記憶を失くして戸惑っていた要が、山田という助け船を見つけた喜びと、要が一発ギャグを披露した後に山田がモノローグで突っ込んだところがおもしろかったそう。梶さんのツッコミスキルと何でも拾ってくれるのは付き合いの長さがなせる業で、このシーンでこの作品が「勝った」と確信したとも。梶さんはいつもの会話が活かせているのかなと言いつつ、「パイ毛」(要の一発ギャグ)をする前の「特別大公開」の言い方がある作品のパロディっぽいので注目してほしいと述べました。

梶さん演じる山田のセリフの7~8割はモノローグ!? セリフ前後の宮野さんの圧のすごさを梶さんと島﨑さんがアピール!?

MCから収録現場の雰囲気を尋ねられた宮野さんが「殺伐」と答えると4人から鋭いツッコミが。阿座上さんは、収録はすごく楽しいが、少しでも気を抜くと振り落とされてしまう怖さもあると感じているそう。また宮野さんのアドリブの多さを挙げると、宮野さんへスタッフからお任せになることが多いため、阿座上さんも何が来るのか戦々恐々としていると苦笑いしました。

梶さんは、セリフやモノローグ、ナレーションなど脳の切り替えを意識しているそうですが、ある日、山田が実際に口に出してしゃべっているセリフが少なく、セリフの7~8割はモノローグだと気付いたそう。増田さんはその構造を理解して同じシーンを2~3回見直して楽しんでいるのだとか。

また要と山田の掛け合いシーンの収録では、宮野さんがセリフを言う前に梶さんを見てきて、終わった後も「どう?」って言っているような圧を感じるそう。その意見に同調する島﨑さんも、宮野さんの“動きシリーズ”はヤバいと。宮野さんにとってはそれがリアル芝居らしいです。

新PVの公開をかけたゲームコーナーでは、宮野さんと島﨑さんのNGワード連発でピンチに!?

ここでMrs. GREEN APPLEが歌うオープニング・テーマ「ライラック」と、マカロニえんぴつの歌うエンディング・テーマ「忘レナ唄」を使った最新PVが完成したことが発表。しかし、その映像を見られるかは、キャスト5人がゲームに挑戦し、見事に10ポイントを獲得できるかにかかっています。

1st stageの「以心伝心ゲーム」は、野球にチームプレイは不可欠ということで、あるお題に対して同じ答えが揃うたびにポイントが加算され、1ペア(2人)で1ポイント、3人だと3ポイント、4人だと4ポイント、5人がそろうと5ポイントもらえます。宮野さんのセルフSEに続いて発表されたお題1は、「野球でやってみたいポジションは?」で、5人は裏にそれぞれ自身が演じるキャラが描かれたボードに書いていきます。

5人が心をひとつにすることが鍵となるこのゲーム。一同、自分の気持ちになってほしいという、宮野さんのオーダーに合わせて回答することに。その結果、増田さん→阿座上さん→島﨑さん→梶さんの順で発表し、4人は同じ「キャッチャー」と回答! 4人は全員一致は間違いなしと確信しますが、なんと、宮野さんの答えは「右サイドベンチ」(高校時代の宮野さんは右サイドから応援ボイスを発していたらしい)。これには「そんなの当たらないよ!」と4人から不満の声、客席から笑いが起こりました。

続くお題は「『忘却バッテリー』といえば?」で、またも宮野さんが僕の気持ちになってほしいと要求し、裏切りを疑いながらもストレートに、梶さん→島﨑さん→阿座上さん→増田さんの順番で、要のギャグ「パイ毛」と回答。今度こそはと見守る一同でしたが、宮野さんの回答は「無理リンモンロー」で、4人は激怒。しかし、8ポイントゲットで残り2ポイントで成功となります。

2nd stageの「NGワードゲーム」は、5人の頭上のスクリーンにそれぞれNGワードが映し出され、それを見ずに、NGワードなしで、自身のキャラクターの魅力を伝えられれば10ポイントゲットというもの。NGワードを一回発するごとに持ち点の10ポイントから1ポイントずつ減点されていきます。ちなみにNGワードは、増田さんは「天才」、宮野さんは「パイ毛」、阿座上さんは「ヤンキー」、島﨑さんは「メガネ」、梶さんは「普通」。梶さん、阿座上さん、増田さんはNGワードの回避に何とか成功したものの、島﨑さんが始まってすぐに「メガネ」と言った瞬間に会場の反応を察して「メガネ」を13回も連呼、宮野さんも「パイ毛」を18回発して、ト―タル、マイナス31ポイント(持ち点の10ポイントを引いてマイナス21ポイント)で、1st stageで稼いだ8ポイントを加算してもゲームは失敗 !?

救済企画で増田さんと阿座上さんの「Wパイ毛」が炸裂!?

しかし、せっかく完成したPVを見てほしいことから、「作中のギャグを全力披露」、「10秒で作品の魅力を伝える」、「PVが見たくなる全力V振り」から1つ選択して、キャストが挑戦すればOKという救済企画がスタート!

5人が選んだのは「PVが見たくなる全力V振り」で、梶さんは「パ」、島﨑さんは「イ」、阿座上さんは「毛」とリアクション付きで言った後、増田さんは顔芸で締め、最後に宮野さんが「VTRどうぞ」と振る作戦に。しかし宮野さんのV振りが終わった後に映像がすぐに流れず……。MCから「皆さん、一度忘れましょう」と言われて、一同は「忘却だ!」とうまく落としてくれました。

結局その後のMCの「VTRどうぞ」でオープニング・テーマ楽曲使用バージョンのメインPVが流れて、おいしいところをもらったつもりの宮野さんはガッカリ。またPV最後の要の「めっちゃよくな~い?」のセリフがこの場で生で言ったようだとウケていました。

エンディング・テーマ楽曲使用バージョンのメインPV公開の挑戦は、イベントの3日前の3月8日に誕生日だった増田さんと、3月9日に行われた『声優アワード2024』で助演賞を受賞した阿座上さんの2人で全力の「パイ毛」。その後、「VTRどうそ!」でエンディング・テーマ楽曲使用バージョンのPVが無事に流れました。さわやかなPV2本を見て、キャストから「青春だね!」の声が上がっていました。

楽しかったトークショーも残念ながらエンディングに。梶さんがオープニング・テーマ「ライラック」の花言葉(友情・想い出・謙虚・純潔)を披露した挨拶には全員感心しつつ、各自が青春を取り戻すようなつもりで収録していること、近年まれにみるキャスト陣のピースのハマり方と、アニメの制作スタッフがキャストの芝居に応えてくれたことへの感謝、そして今後の放送への期待を口々に語ったところで、イベントは終了となりました。

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